BIO
1996年東京生まれ。ネオンライトの探求を中心に活動するWakuは素材、形、要素に対する私たちの理解に挑戦し、私たちがどのように世界を認識し、関係しているかについて問いを投げかけている。
ネオンは文化的に看板と結び付けられることが多い媒体であるが、Wakuの作品ではそれ自体が最終形態として扱われる。仏教寺院の家系に生まれたWakuは、幼少期 にロウソクを灯して祈りを捧げたときやお寺の本堂で金色に輝く仏陀が「光の原体験」を形成し、彼は自然と光の要素に惹かれ、空間を創り出す道筋を見出した。 2017年に国内有数の工場島田ネオンにて職人としての修行を開始、やがてニューヨークへ渡米、20世紀を代表する芸術家ナム・ジュン・パイクの作品も手掛けた著 名なネオン職人、テイビット・アブロンに師事。 アーティストでありながらも職人でもあるWakuは、ネオンを動かす物理的なハードウェア(ガラス、電気、アルゴンガス など)との密接な関係を出発点に、「ネオンの光を自由にする」ことで新しい意味を生み出す試みを柔軟に展開する。
帰国後、ネオンサインスタジオ「gokou」を設立し、同時に芸術活動を追求している。近年の活動では、CON_とDomicile Tokyoでの個展「素朴光」(2022)、Gallery COMMONでの個展「In Person」(2020)などがある。
主な個展 / SELECTED SOLO EXHIBITONS
2020 in Person, Gallery COMMON, Tokyo, Japan
2020 ISETAN SALONE Installation, Tokyo Midtown, Tokyo, Japan
2019 Dimention, RELABEL Harujuku, Tokyo, Japan
2019 connect gallery, Tokyo, Japan
主なグループ展 / SELECTED GROUP EXHIBITIONS
2020 MICKEY: THE TRUE ORIGINAL & BEYOND, Mori Arts Center Gallery, Tokyo, Japan
2019 Gowanus NY ZINE & Graphic Exhibition by Kotsu & Neon Exhibition by Waku, connect gallery, Tokyo, Japan
2019 TOKYO CRAFT ART BREWING in Shibuya, hosted by Suntory, Tokyo, Japan