Tama Mino Pottery

Nov 21, 2025 — Dec 25, 2015

Presented by Otherwise Gallery 近日開催
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Otherwise Galleryより、久保田珠美個展「Tama Mino Pottery」の開催をご案内申し上げます。

大胆なストロークで描かれる物語性豊かな絵画や、描いてカットしたキャンバス地のモチーフをピンで浮かせ、平面と立体の狭間の世界観を構築する作品など、表現の枠を自在に越えながら独自の世界観を築いてきた久保田珠美。
本展では、2018年より岐阜県多治見市の名窯・幸兵衛窯(こうべえがま)で制作を続けている陶人形のシリーズを中心にご紹介いたします。

1804年に開窯した幸兵衛窯は、江戸城本丸・西御丸への染付食器を納めた御用窯として知られ、美濃焼の伝統を今に伝える多治見で最も歴史ある窯元です。
久保田は、約27年前から制作してきた“石粉粘土”によるフィギュアを、八代目・加藤亮太郎氏の勧めをきっかけに“陶”へと発展させました。

土の質感や釉薬の偶然性が生み出す豊かな表情をまといながら、生きる喜びを謳歌し、自由奔放に生きる陶人形たち。
その姿からは、陽気で気ままな世界観と、久保田が見つめる生命の愉しさが伝わってきます。

東京では初めてとなる、陶人形を中心とした個展。
ぜひこの機会にご高覧ください。


Artist Statement

生きる喜びを謳歌する、陽気で気ままな陶人形たち。

陶人形をつくる沢山の工程は、プリミティブな感覚を研ぎ澄ませ、土、水、陽、火を源にする、いわば祈りのようなものだと思います。 
 
生の喜びと、永遠に生きる祈りを表現しました。
美濃の土と幸兵衛窯の火から生まれた陶人形たちの生命讃歌です。

ARTISTS

  • 久保田珠美

VENUE

NOTES

Opening Reception
2025年11月21日(金) 18:00 - 20:00
※会期初日は17:00からの営業となりますのでご注意ください。

ORGANIZERS

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