
アメル・ナーセル
1991年、ガザ出身のパレスチナ人写真家・映画監督。パレスチナ難民の現実や、ガザにおけるパレスチナ人の政治的・社会的・経済的状況を描いた映画を製作・監督するほか、UNRWA(パレスチナ難民のための国連機関)チャンネルのプロデューサーを務める。 ドバイ国際映画祭やアレクサンドリア映画祭に出品された『Sara』(長編、2014年)や『Gaza Small Studio』(2015年)など、ドキュメンタリー映画やフィクション作品の製作・監督を手がける。2016年、プロデュース作品『Paper Boat』がパリのアラブ世界研究所で開催されたPalest'In&Out Festival(パリ初のパレスチナ現代美術フェスティバル)で最優秀作品賞を受賞し、パリにあるアーティストのための施設「シテ・アンテルナショナル・デザール」でのレジデンスを獲得。助監督を務めた短編映画『Condom Lead』(2013年)は、カンヌ国際映画祭に正式出品。 ガザの" Red Carpet Film Festival for Human Rights"のメンバーでもあり、アラブ&ターザン・ナセル監督と度々コラボレーションを行っている。フランスのCNC(国立映画映像センター)とヨーロッパの映画支援基金Eurimagesから援助を受けた彼らの次回作 『Once Upon a Time in Gaza』(2024年)の脚本を担当。また、ナセル兄弟による映画『About Yakeen』(2026年)の共同脚本家でもある。2023年、パリのアラブ世界研究所で開催された"What Palestine Brings to the World"展に写真作品が展示された。