桝本佳子 個展「 Laboratory 」

Sep 13, 2024 — Exhibition: Solo
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CANDYBAR Gallery では 2 回目となる、桝本佳子の個展を行います。

桝本は「用途のない、飾られる為だけに作られた器」をテーマとし、伝統的な陶芸の技法を応用し皿や壷から植物や動物、道具などが器の形の枠を超え飛び出した作品を、ユーモア溢れる感性で制作しています。壷やお皿、植物や道具など、どれも日常の中に溶けこんだ形のものですが、桝本から生み出されたその作品は今までに見たことのない存在となり、また思わずクスッと笑みが溢れてくる作品です。
前回(2022 年)行った個展「OVERGROWN」では、朝顔や向日葵、ソフトクリームなど夏をイメージさせるモチーフの作品が並びました。桝本は、日常生活の中でふと目にした物や、季節を感じる植物や食べ物など、さまざまな多くのモチーフを元に制作をしてきました。今まで基本的に同じモチーフを使うことはしてこなかった桝本ですが、最近の制作では敢えて同じモチーフで色や構成を変えて挑戦することにより、新しい発見・進展を目指した制作を行なっています。
本展覧会では、そのような挑戦で制作された新作の本や文具、植物や木の実などをモチーフとした作品とともに、制作の様子が垣間見えるよう普段桝本が制作の際につくる試作のピースや道具も併せて展示いたします。本展では、作品はもちろんのこと桝本のひみつの制作現場の一部もぜひお楽しみください。

展覧会概要

作家名 桝本佳子 MASUMOTO Keiko
展覧会名 Laboratory
展覧会期 2024 年 9 月 13 日(金)― 10 月 12 日(土)
13:00 ‒ 19:00
休廊日 日曜・月曜
展覧会場 CANDYBAR Gallery
京都市東山区弁財天町 19 ygion2F / 京阪本線「祇園四条」、「三条」駅徒歩 3 分
Tel 075-531-0617

桝本佳子 MASUMOTO Keiko

1982 年 兵庫県生まれ
2005 年 京都市立芸術大学 美術学部 工芸科 陶磁器専攻 卒業
2007 年 京都市立芸術大学大学院 修士課程 陶磁器専攻 修了
2010 年 ゲストアーティスト(米フィラデルフィア芸術大学)
2013 年 レジデンスプログラムアーティスト(英ヴィクトリア&アルバート博物館)
現在 滋賀県信楽にて制作活動

<主な個展>
2010 年 陶のパノラマ(INAX ガレリアセラミカ / 東京)
2011 年 第 22 回 美術の中のかたち -手で見る造形 桝本佳子展「やきもの変化」(兵庫県立美術館)
2012 年 motif / vassel (ICN gallery / ロンドン)
2014 年 桝本佳子 展(たつの市立龍野歴史文化資料館 / 兵庫)
2021 年 Blue Birds / Blue Ceramics (ワコールスタディホール京都ギャラリー)
2022 年 春夏秋冬(千總ギャラリー/京都)
OVERGROWN (CANDYBAR Gallery / 京都)

<主なグループ展>
2009 年 装飾の力(東京国立近代美術館 工芸館)
2011 年 新・陶・宣言(豊田市美術館)
2012 年 パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム)
2018 年 ひょうごのやきもの 150 年(兵庫陶芸美術館)
Ascending Art Annual #2 まつり、まつる(スパイラルギャラリー、ワコールスタディーホール京都)
2019 年 あいちトリエンナーレ 2019(名古屋市美術館)
2021 年 八戸市美術館開館記念 ギフト、ギフト、(八戸市美術館)
2022 年 ロマンティック・プログレス(岐阜県現代陶芸美術館)
2023 年 ポケモン×工芸展 (国立工芸館)その他巡回

<パブリックコレクション>
岐阜県現代陶芸美術館 滋賀県立陶芸の森 豊田市美術館 Victoria&Albert Museu 兵庫陶芸美術館 MIHO ミュージアム

EXHIBITION

桝本佳子 個展「 Laboratory 」

Sep 13 — Oct 12, 2024

Presented by CANDYBAR Gallery 開催終了

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