1秒天使9個展 「SKIPPED SECOND」
Dec 2, 2025 — Jan 17, 2026
Sho+1では、2025年12月2日(火)から2026年1月17日(土)まで、1秒天使9の初となる画集出版を記念し、新作を含む個展「SKIPPED SECOND」 を開催いたします。 本展は、観る者の “その一瞬” を掬い上げ、世界へとひらいていく鮮烈な感覚に満ちた作品群を、画集刊行という節目にあらためてご紹介するものです。 異次元を揺蕩う魂が肉体に呼応するかのような体験を、この空間で可視化・体感化いたします。 唯一無二の表現世界をご高覧いただき、「1秒」という薄膜を超えて開かれる“別の現実”への扉を、ぜひご自身の五感でお確かめください。 皆様のご来廊を、心よりお待ち申し上げております。 【アーティスト・ステートメント】 思考は、感覚の標本なのだと思います。 この画集にあるのは、その感覚が標本になる前の生きた知能です。 真っ白なキャンバスに線をひとつ引くと、それに応えるように、 世界のどこかにそっと新しい現象があらわれてくるように感じます。 私が心を寄せているのは、そのやりとりです。 意識の深くにあるものが、 見えない空間のキャンバスにどんな跡を残していくのか。 そして、そのキャンバスがどんなふうに返事をくれるのか。 そんなことを、ただただ楽しみにしています。 それが何を意味しているのかは、すぐにはわからないこともありますが、 ある日ふと、啓示のように「わかった」と感じる瞬間が 訪れることもあるのです。 これは頭の中の再現ではなく、思想の発表でもなく 1 秒の気配に触れてめくれあがってきた世界。 「Skipped Second」これは現実です。 1秒天使9 【画集出版によせて】 1秒天使9の作品を前にすると、頭の中で複雑に絡み合った色彩や映像が手を動かし、無意識に制作が進んでいく様子が浮かびます。まるで目を閉じて歩くように、作家自身も完成像を予測することなく手を動かしているのではないでしょうか。そして、出来上がった作品にタイトルを与える際も、天からのささやきを受け取るかのごとく、その絵にふさわしい抽象的な言葉を選んでいるように思えます。彼女の絵は、鑑賞者に理解を求めるのではなく、心の奥で「感じてもらう」ことを願う、きわめて個人的な感情の吐露として立ち現れます。1秒天使9は、内緒話を打ち明けるように、他の誰でもないあなたに呼びかけているのです。 戦後アメリカを代表する画家サイ・トゥオンブリー(1928‒2011)は、絵の具に加え、クレヨンやチョーク、コラージュなどを用いて、奔放な線や顔料の飛沫を即興的に生み出しました。その画面にはしばしば、ギリシャ神話や古代の詩の断片が刻まれました。1秒天使9もまた、トゥオンブリーの精神に呼応するかのように、神話的なモチーフを積極的に取り入れ、画面には文字や記号が風のように漂っています。彼女の絵に見られる、自由で大胆な制作スタイルは、言葉を超えた世界への入口をそっと示しています。 Sho+1 ディレクター 佐竹洋 【1秒天使9プロフィール】 正体不明のアーティストです。制作においては、掴みどころのない感覚や微かな気配、神使と啓示、陰謀と混沌、そして救済といった多層的なテーマを探求しています。作品は観る者の深い感情を呼び覚まし、可逆的なリアリティの世界へと誘います。 【展覧会歴】 グループ展: 2025 「Faces 顔にまつわる表現」Sho+1 東京 2025 大塚澪音と1秒天使9による二人展「Frenzy or Entropy ? 狂乱またはエントロピー」Sho+1 東京 2024 「Foresight and Insight」Sho+1 東京 2024 「デジタル・キャンバス 映像化アートの未来」アートコンプレックスセンター 東京 2023 「new age entropy」Sho+1 東京 2023 「ART FAIR ASIA FUKUOK (AFAF)」Sho+1 福岡 ◆展覧会期間中、画集を販売いたします。 タイトル : SKIPPED SECOND 限定部数:200部 B5サイズ 37ページ フルカラー、中綴じソフトカバー 価格:3,850円(税込) ギャラリーでのご購入(先着順)アーティスト直筆サイン入り ◆2026年1月10日土曜日午後 インスタライブ開催(予定) 詳細につきましては、年明けにお知らせいたします。
