OVERGROWN

Jun 3 — Jul 3, 2022

Presented by CANDYBAR Gallery Past
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桝本は「器であって器でないもの」をテーマとし、伝統的な陶芸の技法を応用し皿や壺に描かれた植物や動物が器の形の枠を超えて飛び出した作品をつくっています。

器や壺は本来、料理を盛り付けたり、花を生けたりする用途としてつくられていますが、桝本のつくる作品は「用途を持たない、飾られるためだけに作られた器」として存在しています。飾られる為だけなら器型である必要はないはずですが「フレームが絵画であるためのひとつの装置になり得るように、器形は工芸であるための装置といえるのではないでしょうか。」と桝本は考えます。

本展覧会では、朝顔やアイスクリーム、ヒマワリなど、夏をイメージさせるモチーフが並びます。桝本の創り出す魅力的なユーモア溢れる作品世界をどうぞお楽しみください。

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