Hiroaki Ooka solo exhibition 【 a w e 】
Jun 13 — 28, 2026
DIGINNERでは、美術家・大岡弘晃の個展を開催します。
大岡弘晃の作品において、「色の束(bundle of colors)」は重要なコンセプトの一つである。
彼の作品は、無数の色彩が渦を巻くように重なり合い、ときに激しく衝突しながらも、繊細で美しい金の線描が戯れるように画面を構成している。
作品の中には黒く沈み込んだ画面も存在する。だがそれは、光の不在を意味するものではない。色が混ざり合うことで光を失い、黒へと収束していく現象を受け止めた結果であり、同時にその奥には、新たな光が生まれる瞬間が潜んでいる。大岡は、光と闇を対立構造として扱うのではなく、互いを内包し合う循環として捉えている。
彼の制作の根底には、幼少期に体験した“金色の光”の記憶がある。苦しみや閉塞感の中にいた自身を包み込むように現れたその光は、年月を経た現在でも制作の核として存在し続けている。2018年、宮崎県の実家で制作中、金箔に朝日が反射し、空間全体を覆うほどの強烈な光を放った瞬間、その記憶は現実のものとして再び立ち上がった。以来、大岡は絵画を通して、目には見えない光や感覚を定着させようと試みている。
また、大岡の制作において欠かせないのが、「場読み」という独自のアプローチである。彼は年間を通して各地を巡り、その土地に流れる空気や気配を身体的に受け取ることを重視している。夜明け前の街を歩き、人の気配が消えた時間の層に触れることで、その土地に沈殿した記憶や感情を感覚的に読み取っていく。そうした滞在の中で蓄積された感覚は、色彩や線、画面の温度として作品へ還元される。
本展では、2020年に発表した「かかきき」以降、大岡が各地を巡りながら自身の内側へ取り込み続けてきた“祈り”や“かがやき”の感覚をもとに、制作した新作群を発表する。
土地ごとに積み重ねられてきた祈りの痕跡、火の粉のように瞬間的に立ち上がる言葉、そして愛をもって陰を抱きながら暗がりへ放たれる光。それらは「特別な色」として画面に現れ、金彩と混ざり合いながら、静かに揺らぎ続けている。
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大岡弘晃 個展
【 a w e 】
会期:6月13 日( 土)~28 日( 日)
時間:11:00-19:00/ 最終日 17:00
休廊日:毎週月曜
会場:DIGINNER GALLERY
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘 1-11-2
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◆Statement/ステートメント
2020年かかききという展示を行った、宮崎県の狩猟の神楽について描いた作品で、障を払う輝きのおどりに倣って拙い真似事を絵であらわしてみた。
かかききという名前にして拙いお祈りのシリーズを作った。
あれから6年様々な場所の、お祈りの重なりの大きなかがやきを眼にする。
そしてその度滞在しては自分の中にとり入れてきた。
かかききからすこしはかがやきに近づいたかもしれない。
3つの曇りを晴らす光、火の粉の言葉、もう一度愛をもって陰を抱いて暗がりに放つ。
特別な色をもって陰を抱いて光に踊る。 透明な冷汗の壁の前を聖域として。
ARTISTS
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大岡弘晃
VENUE
- URL
- https://diginner.com/
- 住所
- 1-11-2 Jiyugaoka Meguroku Tokyo, 152-0035 Japan
- Tel
- +81 3 6421 1517
- 開館時間
- 11:00 — 19:00
- 休館日
- Mon
- 入館料
- 無料
- 備考
- Opening days may vary depending on the exhibition. Please check our website for details. On the final day of the exhibition, the gallery will close at 5:00 PM due to deinstallation.