Up & Coming 第21回展覧会「土をかえす。」

Oct 3 — Nov 8, 2026

Presented byUp & Coming近日開催
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Up & Coming 第21回展覧会 「土をかえす。」 折原智江、上岡安里、神谷紀彰、鈴木きか、田中勘太郎、鯰、藤田クレア 会期:2026年10月3日(土)~11月8日(日) 開場時間:12:00~19:00(金・土は20:00まで、火曜休場) 休場日:火曜日 会場:Up & Coming(東京都渋谷区神宮前3-42-18) アクセス:東京メトロ銀座線「外苑前駅」3番出口より徒歩4分 URL: https://upandcoming.tamabi.ac.jp/exhibitions/n021 ― 私たちが住む現代の都市は、コンクリートやアスファルトに覆われ、かつての風景は影を潜めています。開発の波に飲まれ、土はその存在すら感じません。しかし、私たちが足元に見失ったその土こそが、生命を支える最も重要な要素であり、自然との共生を取り戻す鍵なのではないでしょうか。 「土をかえす」とは、単に土を元の状態に戻すという意味にとどまりません。それは、私たちが忘れ去ってしまった自然とのつながりを取り戻し、地球に対する責任を再認識することでもあります。私たちの生活は土と密接に関わっていますが、都会の喧騒の中ではそれを感じる機会が少なくなっています。ビルや道路の下に眠る土は、かつて命を育んだ大地です。 「還す」、「返す」、「反す」、「孵す」、「帰す」――「かえす」という行為は一つの形だけではなく、様々な意味や方法を含んでいます。何をかえすかも人それぞれです。私たちはそれぞれの形で土に向き合い、何かをかえしていきます。 土を「かえす」ことは、単に物理的な行為ではなく、私たちが自然と再び結びつき、その恩恵を未来にかえしていくことでもあります。 ― 【イベント情報】 ●オープニングレセプション 日時:2026年10月3日(土)18:00~ ●トークイベント 日時:2026年10月17日(土)17:00~ ゲスト:長谷川新氏 インディペンデントキュレーター。主な企画に「クロニクル、クロニクル!」(2016-2017年)、「不純物と免疫」(2017-2018年)、「約束の凝集」(2020-2021年)、「大和楓「シッティング・イン・ザ・タイム」」(2025年)、「西澤諭志 「世界無名戦士の日」」(2026年)、「中井輪「庶民烈伝」」(2026年)、「Piotr Bujak-Wytrychowanie」(2026年)など。 日時:2026年10月31日(土)15:00~ ゲスト:山本浩貴氏 文化研究者。実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。1986年千葉県生まれ。ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アーツにて修士号・博士号取得。金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻・講師を経て、2024年より現職。著書に『現代美術史──欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022)。『12ヶ月で学ぶ現代アート入門』(美術出版社、2025)、『地域芸術祭とは何か』(平凡社新書、2026)。 ― 【出品作家プロフィール】 ●折原智江 ORIHARA Chie 1991年埼玉県出身。2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。自身の身体感覚にもとづきながら、扱う素材の特性を織り交ぜて、人や物の存在を見つめ直す作品を制作している。近年は物質の循環に関心を寄せており、過去作《煎餅の墓》を燃やした際に残った灰を用いて稲作を行うなど、物質が変化し続けながら存在することに着目している。 ●上岡安里 KAMIOKA Asato 1995年東京都出身。2018年多摩美術大学工芸学科卒業。2020年金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科彫刻専攻修了。石川県、北海道を拠点に、立体やインスタレーションなどの形態で、「生き物が地上にいることの実感」をテーマに場所の固有性を精神の中に見出す作品を制作。主な個展に、「浜を訪ねて-コンブさんのお話-」(2026年、金沢アートグミ、石川)、2025年「昆布/家族」(2025年、GUJUGUJU、東京)、2024年「(私は)束の間の客としてこの地上に滞在しているに過ぎない」(2024年、芸宿、石川)、主なグループ展に、「大京都2019in亀岡~移動する有体~」構想記録、「群馬青年ビエンナーレ2021」(2021年、群馬県立近代美術館、群馬)など。 ●神谷紀彰 KAMIYA Noriaki 1989年東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。自身の作るものを全て器と捉え陶芸を主軸に制作を行っている。特に服や日用品に粘土を浸し焼成することを「器化」と呼び日常の何気ないことを掬い取り、入れることのできる器として制作している。主な展示に「六甲ミーツ・アート芸術散歩2018」(2018年、六甲高山植物園ほか、兵庫)、「ATAMI ART GRANT2023」(2023年、ACAO SPA & RESORTほか、静岡)、「不在は容れ物に従う」(2023年、JUNGLE GYM、東京)など。 https://www.kamiyanoriaki.com/ ●鈴木きか SUZUKI Kika 1998年東京都出身、神奈川県在住。2023年東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻修了。陶芸を基盤に、糞・骨・乳など、身体と大地を媒介する「リミナルマテリアル」を扱う。狩猟や牧畜、食文化、儀礼や信仰に関するフィールドリサーチをもとに、採集した素材を焼成し、編み、連ねることで作品へと展開している。身体と大地、生と死、聖と穢れを往還する素材や制作行為を通して、現代において見えにくくなった、身体を通して世界と関わる感覚を探っている。 ●田中勘太郎 TANAKA Kantaro 1989年東京都出身。ゲームや映画などをもとにフィールドワークを行い、そこで採取したモチーフから映像や音、オブジェ、ドローイングなど多様なメディアに発展させ、インスタレーションを制作。「150年」(2025年、企画・運営・監督、東池袋、東京)、「デス・デストロイヤー・ディストラクション」(2023年、元映画館、東京)、「ghost below overwrite」(2023年、デカメロン、東京)、「惑星ザムザ」(2022年、小高製本工場跡地、東京)など。 ●鯰 NAMAZU 鯰(なまず)は2018年に結成された表良樹、藤村祥馬、森山泰地によるチーム。普段、個々のアーティストとして活動する3人は茨城県取手市をベースとし、日常的な飲み会を軸として突発的に活動する。労働や生活の中で感じる何気ない現実から着想し、動きのあるインスタレーションや身体を使った表現で作品化する。これまでの展示に「HOME」(2025年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)、「EASTEAST_TOKYO 2025」(2025年、科学技術館、東京)、「休憩所の美学」(2022年、ソノ アイダ #新有楽町、東京)、「ATAMI ART GRANT」(2021年、ACAO SPA & RESORTほか、静岡)、「水の波紋展2021」(2021年、ワタリウム美術館ほか、東京)、「リアルライフ・エスケープ・ルーム」(2020年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)、「Sustainable Sculpture」(2020年、駒込倉庫、東京)、「Dreamy Heaven」(2019年、コンフリ宇部、山口)、「鉄工島フェス」(2018年・2019年、京浜島、東京)など。 ●藤田クレア FUJITA Claire 動力的な装置と自然物を組み合わせ、自身が生きる社会構造の中で、あるいは私的な人間関係の中で直面する問題や葛藤に根ざした作品を制作する。主な個展に「ふとうめい な 繋がり」(2020年、資生堂ギャラリー、東京)グループ展に、「TERRADA ART AWARD 2025」(2025年、寺田倉庫、東京)、「底に触れる 現代美術 in 瀬戸」(2024年、古民家レンタルスペース梅村商店、愛知)、「サウンド&アート展 -見る音楽、聴く形」(2021、アーツ千代田3331、東京)など。

ARTISTS

  • 折原智江

  • 神谷紀彰

  • 上岡安里

  • 鈴木きか

  • 田中勘太郎

  • 藤田クレア

VENUE

住所
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-42-18
Tel
03-6692-0425
開館時間
12:00 19:00
休館日
Tue
備考
金・土は20:00 まで開場

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