
岡田佑里奈の作品は絵画、そして写真の領域を横断しながら次世代にあるべき平面作品の可能性について問いを投げかけます。 草花や同世代の女性を被写体にした写真を転写の技法によって平面化し、そこに現れたクラックに塗料を流し込むというプロセスを経過する彼女の作品は、写真と絵画の双方の工程を含みながらも、しかしそのどちらにも傾かず、それらはむしろ物体の強度と精緻さを手仕事によって丹念に突き詰めるという、どこか工芸的な性格を伴いながら新しい領域を示唆しています。 その固有のマチエールはロシア・アバンギャルドの作家らのような、表面効果への工夫を思い起こさせる一方、岡田が作品について「全ては朽ちていく、という考えがある」と話しているように、そこには岡倉天心が茶湯文化に指摘した「不完全性の美」のような茶湯的、日本的な美学にも通ずる精神があると言えるでしょう。 ===== 1995年 兵庫県出身 2018年 京都造形芸術大学 卒業 2020年 京都造形芸術大学修士課程 修了 <SELECTED SOLO EXHIBITIONS> 2022 -「DREAM IN OUT」刊行記念特別展 biscuit gallery, 東京 -「RAW」LOKO GALLERY, 東京 2021 -「Walk in a dream 」ARTDYNE Tokyo, 東京 <SELECTED GROUP EXHIBITIONS> 2023 – 「W/J」JILL STUART コラボレーション, WHAT CAFE, 東京 -「幻想のラプソディー」biscuit gallery, 東京 -「Intersection」銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM, 東京 -biscuit gallery second anniversary exhibition 「grid2」biscuit gallery, 東京 -FEATURED ARTIST 第3弾 「旅館 ろ霞」, 直島 2022 – 「Spiral Xmas Market 2022〜A bright tomorrow, a sparkling future」 表参道 spiral スパイラルガーデン, 東京 -biscuit gallery first anniversary exhibition 「grid」biscuit gallery, 東京 -「exhibition from shu」 biscuit gallery, 東京 2021 -「Up_01」 銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUM, 東京 -「Collectors’ Collective vol. 4」 TEZUKAYAMA GALLERY – Viewing Room, 大阪 -「A39 y-Generation Ⅶ」 西武渋谷店, 東京 -「Opening ExhibitionⅠ」 biscuit gallery, -「It’s gonna be AWESOME!」 YOD Editions, 大阪 2020 -ホテルアンテルーム那覇(展示), 沖縄 -「燦三と照りつける太陽で、あつさ加わり体調を崩しがちな季節ですが 規則正しく健やか奈日々をお過ごしください。展」東京 -「SHIBUYA STYLE vol.14」 東京 -「MEDEL GALLERY SHU」 東京 2019 -スターバックス京都BAL店(常設), 京都 2018 -ART AWARD MARUNOUCHI 2018 展示, 東京