BIO
三瓶玲奈は1992年愛知県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了。三瓶の絵画は、抽象と具象という両極を行き来するようにして描かれている。作家の身近に存在しているもの、作家が経験したこと、作家の周囲で立ち上がる現象―それらが、一見簡潔に見えながらも深く練り上げられた絵筆のストロークと絵の具のバランスによって描き出され、あるときは抽象的な、あるときは具象的な作品へと結実する。絵画が成り立つ条件への深慮を感じさせつつ、独特の作品世界へと惹きこむ三瓶の作品からは、これからの現代絵画の試みをさらに押し広げていくことが期待される。
1992 愛知県豊田市生まれ
2015 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻 卒業
2017 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画 修了
個展
2021 「線を見る」Yutaka Kikutake Gallery,東京
2021 「熱をさわる」MONO.LOGUES,東京
2020 「色を見る」Yutaka Kikutake Gallery,東京
2018 「水の重さ、滲む光」Yutaka Kikutake Gallery,東京
「向こうにある光」飯島商店,神奈川
2017 「project N 69 三瓶玲奈」東京オペラシティアートギャラリー
「三瓶玲奈展」六本木ヒルズクラブ,東京
2016 「投影」Yutaka Kikutake Gallery,東京
2015 「Cafe 清澄 絵画展示 三瓶玲奈」Cafe清澄,東京
2013 「恋に落ちる」アートハウスあいち
「TWS-Emerging 203 」トーキョーワンダーサイト本郷,東京
2012 「トーキョーワンダーウォール都庁」東京都庁
グループ展
2021 「emerging japanese painters」SHOP Taka Ishii Gallery,香港
「愛すべきアートのはなし」銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM,東京
2020 「燦三と照りつける太陽で、あつさ加わり体調を崩しがちな季節ですが、規則正しく健や
かな日々をお過ごしください。展」西武渋谷店,東京
「VOCA展2020現代美術の展望-新しい平面の作家たち-」上野の森美術館,東京
2019 「Practice_01: 線を引く」EUKARYOTE,東京
「アートデイズとよた 2019 Toyota Specific: 景色と気配」スカイホール豊田,愛知
「アーツ・チャレンジ 2019」愛知芸術文化センター
2015 「アートアワードトーキョー丸の内2015」丸ビル1階マルキューブ,東京
2014 「齋藤永次郎・三瓶玲奈」深川番所,東京
2012 「トーキョーワンダーウォール公募2012入選作品展」東京都現代美術館