「WOW Art Exhibition: Refraction + Render」 Tokyo Gendaiとの連動アートイベントTENNOZ ART WEEKにて開催

Jul 6, 2023 — Exhibition: Solo
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ワウ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:髙橋裕士、以下「WOW」)は、2023年7月7日(金)から7月9日(日)の期間、寺田倉庫株式会社主催のアートイベント「TENNOZ ART WEEK」に参加します。

「TENNOZ ART WEEK」は、日本で開催される国際アートフェア「Tokyo Gendai(トウキョウ ゲンダイ)」とそのオフィシャルフェアパートナーである寺田倉庫によるコラボレーション企画として開催されます。国内外のアートコレクターをアートシティ天王洲に誘い、日本と海外のアートシーンを繋ぐことでアート市場の活性化と国際的な文化観光の促進を目指すアートイベントです。

WOWは本イベントにおいて「WOW Art Exhibition: Refraction + Render」を開催。TERRADA ART COMPLEX IIにあるBONDED GALLERYを会場に、「Refraction」と「Render」の2作品を展示します。また、天王洲運河に浮かぶ船上スペースT-LOTUS Mのルーフトップでは「Render」と連動した作品も展示します。

Refraction(リフラクション)

「Refraction」は、「歪み」を意味する映像作品群です。映像が映し出されるディスプレイにグリッド状の曲面アクリルを重ね合わせることで、映像が歪んだり、にじんだり、モザイク画のように映し出されます。鑑賞者は本作品に対峙する時、不完全な映像の「向こう側」を想像することで自ら像を補完し、再構築します。

高解像度化が進む映像装置とSNSの普及により、私達は日常的に多くの視覚情報を浴びています。本作は高解像度・完成度の対極として、人間が本来持っている無限の想像力=無限の解像度に身を委ね、不完全の中に存在する美の鑑賞体験を試みます。

Render(レンダー)

「Render」は、複数の透明有機ELディスプレイを等間隔に配置し、立体的な視聴体験を実現した作品です。2018年に「WOW Visual Design Studio —WOWが動かす世界—」で発表した本作を新たに制作・公開します。現実とデータの境界が曖昧になりつつある現代において、視覚情報を離散的に解きほぐすことで見えてくる物質の境界や動きをレイヤーで表現。鑑賞者はこれらのイメージに対峙し、自身の脳内でどのような現実を認知するのか試みます。

アーティスト・ステートメント

東京、仙台、ロンドン、サンフランシスコに拠点を置くビジュアルデザインスタジオ。CGを中心とした映像表現を強みに、インスタレーション、空間からオンスクリーンまでのデザインを含め、あらゆるビジュアルのデザインにおいて多くのクライアントワークとオリジナルワークを手掛けている。

WOWが目指すのは、光による彫刻である。映像が発明されて100余年、連続する「静止画」を高速で描画することによって、人類はあらゆるイメージを表現してきた。WOWはこの「静止画の連続」であった映像を解体し、時と間の両方を支配する「現象」へと変化させることを目指す。

映像とは現代において1つの機能である。しかし日本刀が日本人にとって武器としての役割というよりも強く精神的な拠り所であったように、研ぎ澄まされた映像表現はその機能を超えたところで人々の内面に訴えかける。

表現を研ぎ澄ませる時に頼りになるのは、現代の日本人が生きる都会に渦巻く欲望を解き放つ力と、古来より日本人の裏に潜んでいる膨大な文脈を読み解き、作品へと昇華する力である。WOWは日々のクライアントワークと、東北地方で脈々と受け継がれてきた伝統文化に基づくオリジナルワークの制作を両輪にその力を研ぎ澄まし、同じ瞬間が二度と立ち現れることのない、「現象」としての映像作品を追求している。

EXHIBITED ARTWORKS

EXHIBITION

WOW Art Exhibition: Refraction + Render

Jul 7 — 9, 2023

Presented by BONDED GALLERY 開催終了

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