In Parallel
Jul 18 — Aug 2, 2026
このたびSAI(東京・渋谷・MIYASHITA PARK 内)にて、山ノ内陽介、山中雪乃、川端健太による三人展「In Parallel」を開催いたします。
三者はいずれも油彩を主なメディウムとし、それぞれ異なるアプローチで人物や具象表現、さらには素材そのものと向き合いながら制作を続けてきました。本展タイトル「In Parallel」は、三者の実践が、同じ時代、同じ絵画というメディアの上にありながら、互いに交わることなく並行して進んでいく様を表しています。手法やコンセプトの異なる作品を一つの空間に並置することで、来場者がそれぞれの絵画観や絵具の扱い方の違いを比較し、体感できる展示を目指します。
●作家プロフィール
山ノ内陽介(Yosuke Yamanouchi)
油彩という素材そのものの魅力と向き合い、対象を持たない抽象的な試みから、日常の中で見つけたモチーフの具象的な描写まで、複数の方法を横断しながら制作。絵の具を厚く塗り重ね、乾く途中で剥がしたり削ったりすることで、既存のイメージから逸脱した意外性のある画面を生み出す。「何を描くか」「どう描くか」から、近年は「なぜ描くのか」という問いへと制作の関心を広げている。
山中雪乃(Yukino Yamanaka)
自身や身近な人物、置物などをモチーフに、撮影した画像をもとに絵画を制作。本展では新たな試みとして、ビニールを被った状態の自身のセルフィーをもとに、表情の輪郭を描いたり描かなかったりすることで曖昧さを生み出す手法に取り組む。指先から生まれる影と、ビニール越しに落ちる光・影という二つの「他者性」を重ねながら、不確かな人間の存在を可視化している。
川端健太(Kenta Kawabata)
綿布を貼った木製パネルにアクリルで下地を作り、油彩と鉛筆を重ねていく手法で制作。インターネット以降、人と人との間に介在する「フィルター」や実体とイメージのズレに着目し、近年は視覚以上に触覚や身体的なコミュニケーションに関心を寄せながら、絵画ならではの時間性・痕跡・身体性を探求する。
EXHIBITED ARTWORKS
ARTISTS
-
山之内 陽介
VENUE
- URL
- https://www.saiart.jp/
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前6-20-10 RAYARD MIYASHITA PARK South 3F
- Tel
- 03-6712-5706
- 開館時間
- 11:00 — 20:00
- 入館料
- 無料
NOTES
三人展「In Parallel」
山ノ内陽介 / 山中雪乃 / 川端健太
2026年7月18日(土)- 8月2日(日)