「太陽が昇るとき」

Feb 7 — 27, 2026

Presented by ウルトラスーパーニューKURA 近日開催
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「As The Sun Rose」絵画展は、2025年1月7日に発生した壊滅的なイートン·キャニオン火災を、第一人称の視点で辿る展示です。
すべての作品は、アルタデナ在住のアレハンドロ·ロペスが実際に火災区域内で制作したもので、鑑賞者をトラウマとメランコリーを経て、やがて自然の再生における希望へと導きます。
本展は、気候変動が人々に与える影響について対話を生み出すことを目的とし、言葉を超えた独自のビジョンを提示します。

ARTISTS

  • Alejandro M Lopez

VENUE

NOTES

アレハンドロ・M・ロペスはロサンゼルス生まれ。Art Center College of Designで学んだ後、アメリカを離れ、4つの大陸を巡りながら25年にわたり制作活動を続けてきました。現在はカリフォルニアと日本を拠点に活動しています。
アレハンドロの制作において、自然の壮大さと深く向き合うことは欠かせない要素です。彼の作品は、何週間にもわたり人里離れた自然の中へと分け入る、静かで孤独な旅から生まれています。舞台となるのは、象徴的で荘厳な風景の数々。目に映る景色を写実的に描くのではなく、「五行」の思想を基盤とした自身の修練を通じて、自然から受け取った感覚や響きを画面に表現しています。流動的で常に変化し続ける、圧倒的な自然のエネルギーを、感情として受け止め、描き出しているのです。
彼の作品は、「対象そのもの」を超え、自然とつながりながら生きるその瞬間に宿る精神性や、存在の普遍的なエネルギーを捉えようとする試みでもあります。
制作には、手作りのキャンバスボードや、ベルギー産の未加工リネンを用いたキャンバスを使用。できる限り有機的で自然なプロセスを大切にしています。墨、日本画の顔料や膠、和紙、絹といった日本の素材と、西洋のアクリル顔料やメディウム、インクを融合させた、東洋と西洋が交差する独自の表現が特徴です。
すべての作品は、自然の中で描かれます。目的地は自ら選ぶものではなく、自然に導かれるものだとアレハンドロは語ります。静かな気配に耳を澄まし、光に導かれながら歩き続け、まるで自然に招かれたかのようにその場所へ辿り着くのです。完成した作品には、あえて描ききらない余白が残されています。それは、その土地の本質を際立たせるため。最小限の筆致によって、その瞬間の永遠性を捉え、自身の内なるリズムを自然、そして宇宙のリズムと重ね合わせています。