
BIO
神楽岡久美は社会と身体との接点に着目し、新たな「身体像」を探求しています。
これまでの作品の1つ『光を摘む』では、身体を通じて視覚の受動性に問いを投げかけ、「視る」という行為を意識的に捉えたときに立ち現れる世界を探求しました。また、近年の作品『美的身体のメタモルフォーゼ』では、「美を手に入れたい」という普遍的な欲望の源流にアプローチし、身体と美の関係を多角的に捉えました。
彼女の作品は、リサーチとプロトタイピングを通じて形を成しており、ウェアラブルな立体作品や装置、その設計図となるドローイング、試作・検討過程であるプロトタイプ、映像・写真表現、そしてリサーチで収集した資料やレポートをふくむ総合的なインスタレーションです。
近年の活動として2022年~2023年は公益財団法人吉野石膏美術振興財団の選定により在外研修アーティストとしてニューヨークで活動しています。
また展発会として「アートフェア東京2024」(東京国際フォーラム 2024)、個展「ピフォアー・パフォーマンス」(アヴァンギャルド茶会 2024)、企画展「心のレンズ 竹内コレクション」(Whatミュージアム
,2023)、企画展「わたしの身体は心になる?」(スシテックスクエア, 2024)、個展「美的身体のメタモルフォーゼー未来の身体の美的価値についての考察」(西武渋谷,2022)、企画展「REBEL」(The Untitled Space, ニューヨーク2022)、企画展「kapCHor」(The New York Art Residency and Studios Foundation, ニューヨーク 2022)、企画展「京都大学ロンドン大学ゴールドスミス校主催アートサイエンス国際シンボジウムーArt Innovation」(京都大学 2019)などがあります。
コレクション
・TAKEUCHI COLLECTION
・Terrada Cultural Foundation
・iStyle Foundation